「名もなき毒」宮部みゆき 



内容(「BOOK」データベースより)
どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

私は宮部みゆきさんの本は「理由」しか読んでいなくて
しかも私の気に入らない内容だったので
あまり期待せず読みました。

初めは話がいろんなところに飛んで
「こんな話にこんな詳しい解説なんているのかよ」
と思っていたのですが
そのすべてが伏線なっており、終わりのほうになると
それらがひとつずつ組み合わさっていって
とても気持ちよかったです。

「どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。」
この言葉にはとても考えさせられました。


名もなき毒の詳しい内容はこちら


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「魔王」伊坂幸太郎 



内容(「BOOK」データベースより)
政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント。


この作品を読んでの感想は「これ本当に伊坂さんの作品か?」
なんか伊坂さんにしてはとてもまじめで
いつものユーモアの聞いた台詞などは
とても少なく感じました。

ユーモアのある伊坂作品を期待してこの作品を読むと
すこしがっかりします。

政治のことについて
アメリカの事について
などをとてもまじめに
しかし色々な人の視点になって
きわめて客観的に描かれているように私は感じました。

伊坂さんにしてはとてもまじめで
お堅い本だと感じました。

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「砂漠」伊坂幸太郎 



内容(「BOOK」データベースより)
「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。

青春小説でもかなりミステリー寄りの作品です。
いつもの魅力的なキャラもさることながら
青春小説だけあってキャラが皆輝いていました。

シリアスな展開も多々あったり
たまにものすごく心に響く言葉が出てきたり
読んでてまったく飽きることなく1日で一気に読んでしまいました。

しかしごく普通の青春時代を過ごした方々には
この作品で青春時代を懐かしんだりできません。
反対にデンジャラスな青春時代を送った方々には
共感が得られるかもしれません。


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「顔 FACE」横山秀夫 



内容(「BOOK」データベースより)
だから女は使えねぇ!鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。描くのは犯罪者の心の闇、追いつめるのは「顔なき犯人」。警察小説に鮮やかなヒロイン誕生。

警察という男社会の中で主人公が時に差別や偏見と戦いながら成長していく連作短編小説。

ガチガチの男社会の警察で必死に頑張る姿は応援したくなりました。
相変わらずの緻密な人物描写のせいで余計感情移入できました。


顔 FACEの詳しい内容はこちら


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「深追い」横山秀夫 



地方警察署の三鐘警察署を舞台にした短編集です。
しかし連作短編ではないので1編1編確立しており
普通の短編として読むことができます。

警察官という役職でなくても日常でありえる部分も多々あり
非常に共感できました。

そんなにすごい事件や謎は無いのですが
いつも通りの鋭い人物描写に
グイグイ引きこまれ読み出すと止まりません。


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